ループの輪をえがきながら/こめ
大きなあくび一つで
僕はまだ見ぬ未来に
真実の輪を一つ問いかけた
散らかった部屋の中で
君への気持ちも散らかっていて
どこに行ったか分からなくなったよ
万華鏡を覗くと
きらびやかにヒカル
甘い幻想に酔いしれた
アゲハチョウがひらひらと
僕の目の前を過ぎていった
僕は裸足のまま蝶を追いかけた
逃げる蝶追いかける僕
いつしか蝶は太陽の光に身を隠し
僕の前から消えていった
僕の羅針盤はいつも君をしめしていた
けどいつしか針の先は僕の方へ向けられた
瞬くたびにその景色は変わっていく
君のハートを切り取って
描いて見たいよ
言葉に出来ない気持ちは
僕のこころの中で無限のループした
綺麗な輪を描きながら
幻想鏡の中はもう
人知れず動いてる
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