残光/山崎 風雅
 

 うたかたの季節
 移ろい行く時の雫
 ためらいもなく見上げてもいい空

 この星に生まれ立って
 無数の色を目にして
 見渡す限りのとおもろこし畑
 その地平線
 僕はちっぽけだと喜びもし哀しみもし

 身を切る想いも全て報われる
 神様は忙しい
 人は多過ぎる
 
 昨日悪魔が降りてきて
 悪戯された
 大切な人の絆を絶たれた

 くじけないもん

 時間は薬
 眠るだけ眠ったら
 光り溢れる昼にぶら下がってた

  
  
   日の光瞳を閉じても無駄なこと

      君の微笑みまぶたに残ってるから






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