ハムスター/電子ノ猫人
 
わりの種を弟が多くやってたせいか体調を壊し、日に日に状態は悪化していった。
そして学校に行く前、覗き込んだ時はかなり弱っていた。看取りたい気持ちもあったが学校を優先させなければいけず、学校へといった。

本当は、学校に行きたくは無かった
何故学校へ行って毎日、毎日甚振られなければならないのか
そして、何で俺は学校へ行くのだろうか、と

帰ってきたとき、すでにテルは息を引き取っていた
最後は安らかに騒がず逝ったようで、それが救いなのかは俺もわからない
ただ、埋めたときに流した一筋の涙はテルに対する情が残っていたためにでた物か、それとも飼い主として責務を全うできなかった後悔から流した物なのか。
答えはいまだ見つかっていない。ただ、たまに思うこと
それは機会があったらもう一回ハムスターを飼ってみたいということ
戻る   Point(1)