ハムスター/電子ノ猫人
昔、ハムスターを飼っていた
名前は「テル」今は隣の緑地の隅でひっそりと眠っている
テルが来たのは小学校のころ、ざっと６年ほど前に友人からもらった
かわいかったがその反面なかなか懐かず、よく噛まれていた
そんなテルに謝らなければならないこともある
中学校のころ、自分のことで精一杯だった俺は次第に世話を怠り始めていた
いや、完全に親まかせ。最悪の飼い主だ
けして捨てたくなったわけではなく、もはや自分を飼い慣らすことで精一杯だった。
だが所詮言い訳に過ぎない。怠ったのは事実として受け止めなければいけない、減刑なしだ
そんなテルも年には勝てなかった、もともと甘やかせ過ぎてひまわり
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