詩とは革命だ/山崎 風雅
生き様を考え
自然の中に溶け込み
あるいは
人のぬくもり抱かれて
限りある人生に
明かりを見つけよう
言霊という手段を使って
あらゆる物に命を吹き込む
それは尊い姿
詩とは
一人旅のような
心の冒険
読んでくれているという喜び
詩は無限に広がっていく
たとえ
ちいさな嘘さえも
許される楽園
古人はその雅に魅了され
生きる糧にして
詩を綴った
現代に生きること
その難しさ
絶望の予感に震えながらも
希望を願い
無情を嘆き
人とのつながりに触れて
冷えた心に灯る光
[次のページ]
戻る 編 削 Point(3)