詩とは革命だ/山崎 風雅
 
 生き様を考え
 自然の中に溶け込み
 あるいは
 人のぬくもり抱かれて
 限りある人生に
 明かりを見つけよう

 言霊という手段を使って
 あらゆる物に命を吹き込む
 それは尊い姿

 詩とは
 一人旅のような
 心の冒険

 読んでくれているという喜び
 詩は無限に広がっていく
 たとえ
 ちいさな嘘さえも
 許される楽園

 古人はその雅に魅了され
 生きる糧にして
 詩を綴った

 現代に生きること
 その難しさ
 
 絶望の予感に震えながらも
 希望を願い
 無情を嘆き
 人とのつながりに触れて
 冷えた心に灯る光


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