LIFE/朔良
 
らなくてちょっと勉強すれば誰にだって分かる種類のウニャララリカでわたしはそんなことよりも、例えば二人で旅行したときの田舎町の不適切な駅の数よりはその電車に乗ってる人の方言や会話の内容やもっといえば隣に座っている女子高生の声の周波数とか今日食べた朝ご飯の内容とかそういうもののほうがよほど魅力的に思えた。

詩も全然ダメ
こんなのはダメ
レトリックだけでどうにでも回転してしまう
してしてしまうまいます

正直に言って私にもどうしたらいいのかよくわからない。このままじゃだめだとは思うのだけれど。山田詠美みたいなメンタルがすごくうらやましかったりもするよ。わたしにできることは今も昔も味噌汁を
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