小熊秀雄に学ぶ その1 /降旗 りの
 
の。←ホント?)昨日の自分を振り返って、ふと思ったことがある。
「昨日の私って、熱血ドラマの主人公みたい(大汗)」
それもかなり「やれやれ」みたいなタイプ。
少し前、小説も含んだ作品の合評会があって、いつもは冷静で深く鋭い読みと指摘をしてくださるEさんという60代の男性が小説家の先生に顔を真っ赤にして反論する場面に出会った。合評会の後でEさんは、私と先生に「すみません。ついムキになってしまって」と恥ずかしそうに別の赤らめ方をして照れ笑いをした。私はその時、Eさんに「自分の作品のことなのだから、それでもいいと思います。」と言った。先生は「合評会だからね。何言われたって、とにかく自分で一番いいと
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