小熊秀雄に学ぶ その1 /降旗 りの
「ポエ根ドラマがあってもいいかもしれない」
(註:これはサブタイトルであって小熊秀雄から学んだことではありません。)
昨日、とあることがあって「罵倒する」ということについて考えてみた。罵倒する理由など、今の(そしておそらく未来もの)私にはないのだけれど、「作品として罵倒すること」について考えてみようと思った。
「『罵倒』と言えば小熊秀雄である。(もちろん「小熊秀雄と言えば『罵倒』」では決してない。)by小熊ファンwill」という単純な回路のもと、小熊秀雄詩集(岩田宏編 岩波文庫)を読み返してみて、読みたいと思っていた「文壇諷詩曲」に辿りつく前にこの詩に出会ってしまった。
「怖ろ
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