自分を慰めるために詩を綴る/山崎 風雅
 
 
 世の中に吹き荒れる無情の風
 
 その中で誠実に生きる事の難しさ

 欲望が街のなかを駆け巡る

 いずれ僕も染まってしまうのだろうか

 素直さが心無き者に捻じ曲げられる

 生きていること 

 その難しさ

 希望の星は今夜は見えない

 深夜の雨のなか

 誰一人ない街灯灯る中に
  
 見つける癒しの風景

 思わしくない感情が

 胸に浮かびあがる

 不満がでるのは

 与えられた恵みに麻痺してるから

 10パーセントで満足すれば

 感謝の気持ちは溢れ出る

 平凡に乾杯

 自分を慰める詩を書くことで

 心は鎮まる

 涼しげな風を頬にうけて

 明日を創造しよう

 嘆きの想いは

 喜びを感じるための
 
 エピソード




 

 
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