日の憂鬱の中/
 
疑わしいうららかな日々
何かの声が聞こえる日々
もみ消した夜、それは煙草で
名残惜しそうに煙るけど
命の足音が響いた中庭
信じられない日常の中
逃げ出したのはぼくじゃないんだ
歌ったのもぼくじゃないんだ
評価されてゆく偽りのぼくが
いつかばれてしまうの
隠し通す意味を感じられなくなって
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