花葬 (かそう)/
こしごえ
に流星の
いとつめたきさま
その横顔は
青く境界し
ほのかな次元
眼指(まなざし)透けて
恋に焦れて
(なんて・・・
蕾は、
深紫に
はちきれんばかりに轟いて
君の
進む道は、
ひとすじであるか
銀河の雲へ
視線
まるくゆれてゆらぎ
向日葵の指切り。
今日が、青く傾く
しゃわりと
君の目の
レモンのかおりするかたちで青い輪にふちどられた高く清んでいる空の
花
永い眠りから覚めたような
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