世界は偽りに満ちている/
ジム・プリマス
街を歩いていても
雑誌を眺めていても
ニュースを聞いても
誰かと話をしていても
バスに乗っていても
食事をしていても
コマーシャルを見ていても
買い物をしていても
洗濯をしていても
窓から外の景色を眺めていても
新しいシャツに着替えていても
なじみのバーで酒を飲んでいても
僕は感じている
僕は知っている
僕には見えてしまう
それは
僕を悩ませる
僕を悲しくさせる
僕を苦しめる
世界は偽りに満ちている
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