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青色銀河団
自明なるものに
囲まれているから
ぼくらの内側では
一切の悪が
育ってゆくのだ
風景としての
自分に
すっかり
慣れてしまった
ぼくらは
生まれた瞬間から
すでに
年老いている
という叫びの正当性
を批評せよ
幾ばくかの
正午の光を
浴び
伽藍の海で
溺れている
ぼくら
やわらかな
苦しみと
深い不協和音
にみちた
オルガンの音
論理の世界で
さなぎが
行進する
ああ坂道の途上でただ
太陽が
錆びついている!
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