焦んがりBoy、焦んがりGiRL/ヨルノテガム
夏の靴擦れ
あなたとおんなじ所に出来ました
夏の終わりの祈り
たぶん 毎度、おんなじことを
口ずさみました
夏を止めておくネジ
年々 上の方へ 背が届かないわ
サーフィン乗ったら
私の体重何キロ 浮き上がるぬぉ――っ?
ギターコードCまでしか教えてくれなかった
今年の夏、涼しい
かもしんない
競泳用の水着買って あなたとふたり
ここから あそこまで
オリンピックごっこしました
金と銀を取りました
そして、怒られた
春の友だちと冬の冷眼と秋の豊穣に。
ああ 淡雪夏火車
焦げたあなたアチチの肌を
ギギ―――っと
ウマシカ書いて
撃ち殺しに、
そうだ、行こう。
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