仮想現実の実感/
半知半能
のはざまで
険しい視線を泳がせることが
賢明な大人になることなのか未だに 、 わからずに
幸福とはなんだ
「こんな時代」なんて代名詞は打ち捨てるべきだ
これは至ってシンプルな問題で
呼吸困難に陥りながらも狭い空を目指して
小汚いビル風を身にはらませて飛びたてるかどうか
怖がらずに勇気を持てるかどうか
懲りずに、生き続けられるかどうか
心得なんて要らなかった筈で
答えなんてなかった筈で
言葉にするのも野暮な筈だった
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