ぽえむ君−流水−/ぽえむ君
 
ぼくは詩人

ふとした疑問を考え始めると
その流れは勢いをやまない

今日もまた

朝の散歩をしていると
水のせせらぎに出会いました

生い茂る葉の下をくぐりぬけ
心地よい音(ね)でさらさらと
どこから流れてくるのだろう

透きとおる水は日に照らされ
まぶしい光にきらきらと
どうして流れてくるのだろう

勢いを増し背を伸ばし
ひるむことなくはらはらと
どこへ流れていくのだろう

気持ちに言葉はいらない

明日もまた

言葉のない詩を作りたい
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