たのし/
紫翠
朝か、もうすこしあとにおきだし
パンをたべ
仕事をし
お昼をいただいて
掃除や仕事をし
たいへんおなかが空き
夜ご飯を皆で囲んで
寝る前までに
いくつか日々のことをこなします
私の毎日には
劇的なことが
たいていおこりませんが
大好きなあなたに
あのね。 と話し始めたいようなことを
ときどき見つけるのです
そういうことをしばらく持ち運んでいると
いつのまにか どうしても
詩になるのです
戻る
編
削
Point
(3)