ぽえむ君−源流−/ぽえむ君
 
ぼくは詩人

立派なことを考えることよりも
ほんのちょっとの行動が
大成を生むものかもしれない

今日もまた

朝の散歩をしていると
泉に出会いました

底から湧き出る小さな命
大きく膨らんだり
小さくすぼんだり

時には透明に
時には白く

ここからこの川が始まる
最初は細く弱く

幾たびの困難も
この泉から流れ出される力によって
流しながら乗り越えていく

僅かな力の
永遠の鼓動の繰り返し

いつしか広い海へと

気持ちに言葉はいらない

明日もまた

言葉のない詩を作りたい
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