邪恋/
なるせ
たいようが燃えつきるのなら
この胸のいたみは眠れる氷河
熱を知らずに乞う 声
甘美な痛みにおぼれるこの手を
どうかあなたがたぐり寄せて
従順になるよ
その先が楽園じゃなくても
たいようが燃えつきるの なら
永遠なんてないことにも
気付ける
─きみを愛しているよ
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