空を見上げて/暗闇れもん
 
がんばる毎日に
少し苦しくなって
変わらない電車通勤の中で
物になってゆれている
表情も段々よそゆきのばかりが増えて
本当に笑うことがなんだったのか
忘れてしまったみたい

そんな時はね
空を見上げて

散り舞う春の夜風に見とれながら
頬が自然と教えてくれる



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