「額縁」/たけ いたけ
 
ゃないかな

                       彼女が言う
              クジラが向こう側で私を呼んでいる

僕は
  うんざりしながら
          答えなければ
君が
  向こう側へ渡るのは
           一体いつだい
                 8月
          ただれた記憶で
        君は
        その露に
     スイミン   認識される
    グの地球に   断面で溺れる
   塩素と酸素を   ことはなくただ
   絶えず混じら   浮遊している記
   せながら息継   
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