ファミ/ススメ
 
赤ちゃんの頃に発する声は
まだ音とも言葉とも判ラない

シかシ
ソレはまるで
チャペルのステンドグラスの光に
人の心が透かさレるようなもので
光に透かさレた心から
また新たな光が生まれ
無限に近い有限のレんさを経て
ソレを全身で受けとめる感覚は
全身をシャワーに打たレてるようで
僅かにくすんだこのひとミ越シに
ソの虹色の雨から虹が生まレるのをミるかのようだった
ソラのシた太陽のシた
まドかラミえる草原に
いつのまにかわたシは運ばレ
音とも言葉ともわかラない風を聞いていた

今日もグズッて泣いて大泣きして
シばシの間を置いて
あなたの唇は微笑ミながら
歌うように私にソレをとドけてくレた



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