ぽえむ君−農夫−/ぽえむ君
 
ぼくは詩人

あれこれ考えることよりも
まずは自分ができることを
行動するのが大切

今日もまた

朝の散歩をしていると
農夫に出会いました

朝陽が昇るとともに畑に出て
丹念に育てた自分の野菜を
土の中から明るく広い大地へと

1本1本
ひたむきに

すでに顔から汗が落ちている

朝の光がまばゆい

近くの小鳥たちがあいさつに
来ていてるけれど

今のこの農夫には
会釈するのが精一杯

同じ作業を繰り返し
繰り返し

ひたすら一途に

気持ちに言葉はいらない

明日もまた

言葉のない詩を作りたい
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