ジェット機/シャーロット
 
どっかで家を落とした
ダンプカーが走る ゆれてるけしき
なびく雑草 頭上
冬の星が見えた 行ってみたいな 

何か透明な膜が無事に役目を終える

生きたい
息をしながら言うと
ピンクの砂漠が現れた
少しも曇らないバスの
窓ガラスを指差しては
夏の日の夜のようにすぐに忘れた

おどろう
青いカラスを連れて


髪の毛が空中で散乱し軸が新品に射し込んだ
彼方のオアシスが立ちすくんでぽっとつんのめって前に倒れた
その全てが途切れることなく届きはしない

どっかに家を落とした
ダンプカー走る ゆれている景色
なびく中華街 頭上
冬の星が見えた 意味もなく
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