影踏み/
おっとっと
人と向き合った時の
笑顔の裏を想像する
他ならぬ
自分自身の裏を
偽り
騙し
繕う
誰しも持っているであろう
その
一部分を
何の躊躇も無く
遠慮も
手加減も
せずに
剥がして
真正面から
見つめる
その表情は
厳しいながらも
真摯な眼差し
何かを
探索する
意思に
満ち溢れている
そう
願いたい
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