自然体〜自然体で生きること〜/海月
当たり前と思わないこと
明日には失(なくな)ってしまうかもしれないから
自然体で遊ぶということ
それは子供の頃に造った砂の城
一生懸命に何かを造って夕焼けと共に消える
その儚さの中に生きる
小さなトンネルに水を流せば
ゆっくり音もなく砂に帰る
自然体で生きること
つまり
それは眠ること
それは見ること
それは嗅ぐこと
それは聞くこと
それは食べること
それは感じること
それは温もりを分かち合うこと
それは誰かの傍にいられること
それは
つまり
一つでも貴方が持っているのなら
貴方は自然体で生きているということ
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