宵闇/なるせ
 
最後の夜を見つけておいで

そうして

首輪をしたら そっと撫でてあげて


訳もなく泣いて 泣いて

見つけられんのを待ってんだろう

いつだって昔見た夢を塗り重ねて

渇望を蹴ったりしたんだろう





かみさま


いま、あなたの夢をみていた





この身体を蝕み続ける夜も

輝くことを放棄した星も

真っ白に微笑む


こえにもならないくらいに



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