四行詩(抄)?/信天翁
 
      落日まじかのプロムナード
      ひとかげは猫の尻尾となり
    もやにまぎれてプツンときえる
わが身にせまる不透明な四次元のように

          *     

        肉体に封印されていた
     死生の神秘をあばきだすのか
    スフィンクスがうごめきだした
      未完成のロボットとなって


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