ぽえむ君−誠実−/
ぽえむ君
ぼくは詩人
詩人であることに
プライドがあるわけでもない
それはぼくの情熱
それはみんなへの激励
今日もまた
朝の散歩をしていたら
老人に出会った
老人はぼくを見て
いい詩はできたのかい
と聞いてきた
その言葉にぼくは苦笑い
すると老人は
笑顔をありがとう
そう言って通り過ぎていった
気持ちに言葉はいらない
明日もまた
言葉のない詩を作りたい
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