独占/
蓮見
入れたての
れもんてぃーを
口に含んで
あんたの隣
小さな距離が
もどかしくて
寄りかかる
隣にいるのは
あんただけでいい
あとはいらない
たとえぼくが
ただの猫でも
眠れる場所は
あんたの傍だ
あんたがいい
独り占めにしたい
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