固有名詞と反復のスピード/マスイジュウ氏の詩について/渡邉建志
です。スピード感の極限って感じがします。なにしろ全部体言止めプラスびっくりマークである。実況中継感がでているんだろうな。引き込まれる冒頭です。映像がいやでもめにとびこんできますね。次々と。汗とか飛んできそうです。
マスイジュウは考えた
コレはきっと何かオタッぽいイベントの入場整理券だと
走る走る走る走る!
恥じることなく走る走る走る!
これがデブの走りかと見紛うほどに
走る走る走る!速い速い速い!
ここがものすごいと思うんです。考えた/Aだと という形がこんなに生き生きとしてくるものなんだと。これも、スピードが
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