刻(とき)を越えて/アマル・シャタカ
 
涙の色は
愛しさか
憎しみか

流れた川は
想い川
いつしか枯れて
思いも渇く

帰らざる
刻(とき)の終わりの
蜃気楼

散った心の
舞う砂漠

あなたの影を
砂に埋め

疲れて眠る蒼い夜

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