刻(とき)を越えて/
アマル・シャタカ
涙の色は
愛しさか
憎しみか
流れた川は
想い川
いつしか枯れて
思いも渇く
帰らざる
刻(とき)の終わりの
蜃気楼
散った心の
舞う砂漠
あなたの影を
砂に埋め
疲れて眠る蒼い夜
戻る
編
削
Point
(5)