バス停7:55/
Keico
まだ空が暗いな
と呟く貴方の唇に
もう触れることなどできない
全てが涙を誘うよ
毎朝 駆け足で通っていた
このアスファルトの道も
7時50分
あと5分が勝負だって
いつも笑いながら
2人でバス停まで走ったこの時刻
せめて今日だけはゆっくり進んで
300秒が愛しい今
貴方は何を思うのだろう
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タイトル:とーや様より
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