ちとにくとほねをたたえよ/k o u j i * i k e n a g a
 
私のいうあなたが、いつもあなたであってほしいのですが、
私のいうあなたは、たまにあなたではないあなたになり、

 私はいつかまた、帯状疱疹になるかもしれません、
 そのときに私は、あなたを頼りたい、
 
 私もあなたも、心を弱らせてしまいます、
 そういう生きものとして、私もあなたもメシを喰います、
 
 だから私はあなたを頼り、いつか骨だけになっても、
 あなたはその骨を愛してくれると思えますから、

私のいうあなたは、いつもあなたのふりをして、
私のいうあなたは、たまにあなたを隠してしまいます、

 私は踊りは下手ですが、あなたのためなら踊れます、
 たとえここ
[次のページ]
戻る   Point(3)