作者と読者の対話/Yousuke
にしても、
「作者」と「読者」の対話とは、
その「当然」が触れ合い、理解し合い、
認め合う。
これが「対話」というものであって、
その関係とその作用が
なければ、お互いの自己主張、
わがままを双方が並んでいる
にすぎません。
互いが根気を必要とするものですが、
ならば、「対話」に必要なものは「根気」
なのでしょうか。
それよりも大切なもの、それは
「自分を変えていこうとする勇気」
ではないでしょうか。
解説を書くことにより、
自分の作品がより洗練され、
朗読により、作品の動き方も認識し、
自分を変えていくチャンスやきっかけを
与えられ、自分の可能性が大きく
広げることもできるのです。
読者はそれらが伝わることによって、
作品に対する正確な理解と、
作者とのより深い「対話」を求めよう
としているのです。
決して、作品に対するイメージが
固定されることはなく、
それは互いに大きな広がりをもてること
でもあるのです。
作品に勇気を与えてあげてください。
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