独白ソノ2/maumi
目をつぶると出てくる言葉が真実
手を伸ばして届かないのが本当の夢
空を見上げて想うのが希望
地面よりも見えない底を見るのが地獄
最初の言葉がとっさに出て来ないのが告白
人の事よりも自分をかくまってしまうのが羞恥
食べてもらいたいと思い作るのが料理
寂しいと感じてしまうのが帰り道
不安になって振り返ってしまうのは期待
いつも無くなってしまうのは居場所
気が付いたら探してるのは偽りの愛
生き方を単純にすることは苦しみ
叶えたい思いを叫ぶのは夜空
誰かを探してしまうのは街中
必ず当たってしまうのは別れの予感
愛してと求めてしまうのは臆病だから
本当にほしいものなどない
本当に捨てたいものならある
夢は捨てない
だから強がってクチ尖がらせて
歩いてる
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