墓参り/第2の地球
 
訳がわからなくなったから
まっすぐに道を歩けなくなった
その横をハイスピードで 
きみみたいなひとが
駆け抜けていった
最期にひとつだけお願いがしたくて
大声で叫んだ
「どうもありがとうね!」
もうじき 
きみの墓参りをする
春だろう
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