墓参り/
第2の地球
訳がわからなくなったから
まっすぐに道を歩けなくなった
その横をハイスピードで
きみみたいなひとが
駆け抜けていった
最期にひとつだけお願いがしたくて
大声で叫んだ
「どうもありがとうね!」
もうじき
きみの墓参りをする
春だろう
戻る
編
削
Point
(3)