二人のLOVE・SONG (自由詩じゃないかも・・。)/天使
なかっただけだ。
僕は、もう形でしかない君を、君の身体を、抱きしめた。
君はもう・・・冷たく・・・けど、美しいほど白く、そして、微笑んでいた。
『僕がずっとそばにいてあげるよ。君が死んだなら、僕も君の後を追う。』
そして・・・黄身を抱きしめながら、腹部を刺して・・・君の事を思い出していた。
だんだんと記憶が薄れていく。
そして最後に・・・『今すぐ、君のもとへ行くよ。』
そして二人は、しろいひかりにつつまれて、天へと飛んでいった。
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