ほのか/もる
誰にも知られることなく
二人で世界を抜け出す
キラキラを脱いでも
君はとっても素敵だった
水玉の心に手が触れた瞬間
抱きあって 溶けあって 星月夜の下 すぐに始まる
瑪瑙のような肌に居場所を定める今
ただ愛くるしくて 元の形を忘れる
笑顔も泣き顔も僕は全部見ていたい
輝いていたいよ 君の傍でずっと
つまらない鉛色の日々の最果て
引きあって 泣きあって 何もかも輝いて見えてしまった
ほのかに匂わす ひたすら優しい風
汚いことだらけの世界にさらしてみる
手を繋いで今 何があっても無敵だね
君の音がする 命が巡っているのを感じる
はにかみながらがいい その言葉だけで
ただ愛くるしくて 元の形を忘れる
瑪瑙のような肌に居場所を定める今
見えないところで混ぜ合って一つになる
笑顔も泣き顔も僕は全部見ていたい
ただ綺麗なそれを ずっと ずっと ずっと ほのかに
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