踊り子/新星
 

おまえたちはいいようのないきらびやかさを誇り
私はまたそれに翻弄されてしまうのだから
なんとも奇怪な話だ

世間ではごみである存在が
どうして私をこうもとらえるのだろうか
消えてはあらわれ消えてはあらわれ
一時の輝きを求めて舞い上がる

無数の踊り子よ

おまえたちは決して見られる存在ではない
50人や100人、それならともかく
無数の踊り子よ
だからこそ一時の輝きの中で
今日も明日も舞っていてほしいのだ
私の人生に似た
踊り子たちよ

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