幸せ/
バカ男
小さな人が困った顔をしていた、きっと困っていたと思う
ケチャップでしょうかマヨネーズでしょうか幸せにいつも足りないのは
君と手を繋ぎ星空を眺めていた一面のペンギン畑
自転車に乗って会いに行った君がつまらなそうに犬を蹴ってた
おろしたての服を着たあの日はいったい何の幸せだったろう
屋根の上でずっと歌っていようか馬鹿みたいに死んでもいいから
救急車の真似をしながらこぐブランコが私たちは好きだった
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