子豚はブーブー/あるいは詩の定義/クリ
u」を距離で表現する手法、
「〜のように」さえ使えば詩になると信じている幼稚さ、
おまけに中途半端に古い「バタフライ・ナイフ」。
世間の半数が蕁麻疹と寝違いで苦しむほどの稚拙な詩です。
では「優れた詩」とはどんなものなのでしょう。
それは次の私の詩のようなものを言うのです。
「カラスが彼女に 会えなくば
五月雨さみしい 勝手にカァー」
どこが、と言うのですか?
内容はともかく、頭韻と脚韻が合計4箇所も踏まれているところです。
そして何よりも作者の私がカラスだからです、クワッ
Kuri, Kipple : 2000.11.18 初出「詩人ギルド」
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