コンティニュウド/maumi
 
だろうって
本気で呟いてしまう

缶が当たる時と同じ
空っぽの音がアタマに響く
うやむやにして隠れてきたこの街
また隠れるトコロを探して
疲れていくのか

小さくなる夢も
まわりだけはボヤンとしていて
消えそで消えない
ボヤみたいにくすぶっている

涙を流すなら
海の中と決めていたのに
歩きながらこぼれる涙
拭き取ることもしないまま
こんなことでも
誰かに伝わったらなあと
本気で呟いてしまう

隠れて隠れて
逃げることも疲れたから
コンティニュウド

戻る   Point(2)