コンティニュウド/maumi
だろうって
本気で呟いてしまう
缶が当たる時と同じ
空っぽの音がアタマに響く
うやむやにして隠れてきたこの街
また隠れるトコロを探して
疲れていくのか
小さくなる夢も
まわりだけはボヤンとしていて
消えそで消えない
ボヤみたいにくすぶっている
涙を流すなら
海の中と決めていたのに
歩きながらこぼれる涙
拭き取ることもしないまま
こんなことでも
誰かに伝わったらなあと
本気で呟いてしまう
隠れて隠れて
逃げることも疲れたから
コンティニュウド
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