*メダカの学校*/かおる
 

感情と言うオバケに
言葉と言うツールで
色を付けたり洋服に
縫い合わせるのです

赤いベベを着て可愛らしく装っても
ベリーダンサーのように腰を捻って魅惑しても
鎧で完全武装して戦闘態勢に入っても
オオカミだけど羊のかぶり物でたぶらかしても

自分の責任の範囲内でどうぞ、ご随意に
当方、一切責任はとりませんのであしからず

言葉はきょぞうよりも始末の悪い
雲を掴むような物なのかもしれません

似てはいてもひとつとして同じではない
と言う事は肝に銘じるのが肝要です

自分は、しっぽのようだと思っても
ある人は鼻のようだと
別の人は足のようだと、
そしてあ
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