路 上/プテラノドン
 
ホテルマンに扮した白人男が
     通行人の荷物を呼び鈴の前に運んできては、ベルをチーン!
     と鳴らして、敬礼のポーズをとっていたのを。そうして彼は
     大勢の通行人の足を止めさせた。つまり、一流だった。  

※ 2  僕は悪戯をしない友人を持った試しがない  

※ 3  それから数日後、彼女を友人に紹介してある

※ 4  ナポレオンジャケットを着こなすその男は、とてもイカしていた。
     「美しい」という意味で彼は、一流の詩人だった。

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