気持ちの整理−死神と私−(旅立つ前の泣き言に)/蒸発王
 
笑いとばすような、感傷的な人間になっている。
でも終わらせないといけないのだ、彼らのためにも私のためにも色々な人のためにも。
少なくとも私はそう信じて、すこし震えながら次の話のネタを考える。そして思いつくたび、恐怖と同じ強さの決心を感じる。

幸いにも思っていたより多くの人が私のキャラクターを愛してくれている。私だけじゃなくて、死神を愛してくれた人達も納得がいく形での最終回を考えていた。
そして、急に雪が見たくなって今夜、長野へ旅にでる。
帰ってくるまでに、すこし大きくなれたら良いなと思う。

では。


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