甘えブギ 〜男の子の気もち〜/馬野ミキ
 

ちゅーだっこして
王家の秘宝のように大切にして
超健康だけれど車椅子に乗るから押して欲しい
ぼくをおんぶしてエベレストに登頂してほしい
この燃え上がって僕を壊してしまいそうになるほどの君にあまえたいという気もちを
もうぼくは、





隠せそうに、









ないよ









プライドは疲れた
甲斐性などずっとつかれてたし理想とか大義とかごめんだ
地位も名誉もぜんぶ君にあげる
大人の振りをまっとうしようとしている僕を信じないで
ぼくの言葉を信じないで
むずかしいことは全部きみがやって











甘えブギ




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