カテゴリーと恋愛詩とワイシャツとわたし/黒川排除 (oldsoup)
あくまで読む方が、例えばカテゴリーとしては口にしないでも頭の中では例えばABCぐらいのボックスは作っておいてこの詩はAだこの詩はBだなんつってる、そういうときに使う便利グッズがカテゴリーなんであって、××カテゴリーなんて存在しないと言われても栓抜きは存在しているから手で栓を抜くわけにもいかんだろうと思うわけで。だからといって栓抜きを首からぶら下げて歩くわけにもいくまい。
と、ここまでお互いの文章を読み進めるにあたって、りすさんがとても興味深いことを書いているのに気付く。テーマという言葉だ。なるほどテーマだ、そうだテーマだ。テーマというものはまさしくカテゴリーと逆で、書くにんげんが最初から頭
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