初期詩篇選集「尾行者の音楽」/岡部淳太郎
ふと思いついて、昔書いた詩を投稿してみま
す。一九九〇年から一九九四年ぐらいまでに
書いたものを、自分の中では「初期詩篇」と
呼んでいます(それ以前に書いたものはさし
ずめ「原始詩篇」とでも呼ぶべきでしょうか。
笑)。ここではそれらの中から六篇を選んで
投稿します。なお、冒頭の「運命の人へ」は、
某ラジオ番組の四行詩のコーナーで朗読され
たもので、僕の詩の中でもっとも早く発表さ
れたものといえるかもしれません。
運命の人へ
{引用=失礼ながら
僕はあな
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