いつからかはじまっている/nm6
 





きみは空に近づこうとした、でも包まれるばかりでひとつにはなれない。ソラシ、ソラ下のぼくら。空から上空旋回する、リンととがらせる。新宿にアスファルトのあちらこちら。渋谷を通り過ぎるどちらこちら。ビルとビルとビルとビルの輪郭を、
          星と 星と 星と 星の、
なぞっては、点線を。




                       とか言うな。
「ぼくらは固まりとしてくるしいのかもしれない」という悪い悪い噂。









オートリバースはオフ。
ハローハロー、
ハローハローハウアーユー。




ただぼくらは、
「光るものが好きだから見つめているだけです」と、
こぼした。
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